B-mountainのブログ

日々、感じたことや考えたことの覚えとして開設しました。

太陽花学運

支台サービス協定は、協議の最中には内容が明示されず締結後に内容が明らかにされた密室協定だった。

サービス業の相互自由化と謳っているが、台湾側の支那に於ける出資には制限がかけられており、台湾の方が進んでいるサービス業が支那資本に乗っ取られ経済植民地化が進むと危惧された。

立法院王金平院長(民進党)もこれを批判し詳細な審議を行っていたが、時間切れを理由に与党(国民党)側委員が強硬採決を宣言したことが切欠で3月18日に立法院前で学生デモが行われ、立法院占拠に繋がった。

立法院長は学生の強制排除は行わないと宣言し占拠学生を擁護。立法院周辺では占拠学生支援の為に、飲食品提供スタンド、フリーWiFiスポットの設置、花屋から1300本のひまわりが送られたことで、今回の学生運動は「ひまわり学生運動(太陽花学運)」と呼ばれている。

学生側のリーダーには民進党系や李登輝派運動家の子弟が含まれ、社会運動経験を積んだつわもの揃いとの頼もしい情報もある。

馬政権の不誠実な対応に行政院に突入した学生を、一部メディアは「暴徒化」と報道してレッテルを貼ろうとしたが、政権側の放水と暴力による強制排除画像が国内外に流出。

学生たちが籍を置く大学の学長をはじめ教育界、キリスト教会関係者等からも学生擁護の声が挙がっており、学生側擁護の声がマジョリティを形成しつつあるようだ。

拠点と兵站も確保され、社会に受け入れられつつあり、学生側は長期戦の条件をクリア。長期化すれば馬政権の低い支持率も更に下がりレームダック化の可能性もある。

馬政権側の負けも有り得る、注視が必要です。