B-mountainのブログ

日々、感じたことや考えたことの覚えとして開設しました。

ヘーゲル頑張るもオバマ不信払拭出来ず

ヘーゲル米国防長官が日本・支那を歴訪、支那に対して尖閣諸島日米安保条約の対象で米国は防衛義務を負っていると繰り返し明言した。

先立つ日本訪問時には、小野寺防衛相との会談で支那国の力を背景にした現状変更の試みに反対。支那国に対して強固な日米同盟を直接誇示することで、挑発行為を牽制した。

オバマ大統領によるシリアでの有言不実行や、ウクライナでの早々の武力不行使宣言で世界の不安定は増し、同盟国では米国に対する不満と不信が強まっている。

同じく不安を抱く同盟国の日本に配慮しつつ、紛争への強い介入決意を示すことで支那国の自制を促す対応だったようだ。

尖閣で日支の軍事衝突が発生した場合、万一オバマ大統領がシリアやウクライナの時のような対応を取れば、日米安保条約は破綻し米国は世界中の信頼を失うことになる。

オバマ大統領はその万一の行動をやりかねない。ヘーゲル国防長官の行動は、躍起になって軍事衝突を予防する回避行動に見える。

見えないところで、日本には支那国を刺激するな譲歩しろと言ってるんじゃないだろうか。

自衛隊の名前はどうでも良いから早く手枷足枷を切り離して、本来の国防軍として活動出来る法の裏打ちが必要。

こんな焦りを感じる日本人は少ないのだろうか。