B-mountainのブログ

日々、感じたことや考えたことの覚えとして開設しました。

支那で自動車損害保険って

日系の損害保険会社が、日本の自賠責に当たる支那の交通強制保険を取り扱う認可を取得したそうだ。

損保ジャパンと三井住友海上火災保険のグループ会社の二社は国内市場の伸び悩みを補う為に、有望な支那市場の開拓を急ぐとしているそうだ。

強制保険の取り扱いをベースにして、任意保険の拡大を目指す経営方針なんだろうと予想できる。

人の命がとても安価で、賄賂でどうにでもなる役人(交通警察も役人)が居て、自分の非を認めない国民性の国で、自動車損害保険のビジネスがうまく行くだろうか。

支那が今後も順調に経済成長して、国民各個人の色々な意味でのレベル向上があって、人権尊重の考え方が浸透してはじめて損害保険ビジネスが成り立つと思える。

そこに至る前に国の枠組みが崩れ、秩序が崩壊するような気がする。

事故後の調停がうまく進まず、トラブルに巻き込まれなければいいがと思う。

支那での保険ビジネスを急激に伸ばす様なら、経営リスク増大と見なさざるを得ないのかも知れない。