台湾 退回服貿デモ

台湾で立法院を占拠した大陽花学運は、無事に継続されているようだ。日本国内での報道が少な過ぎて動静がなかなか分からない。

占拠中の学生に加勢、またサービス貿易協定と馬政権のやり方を批判するデモが呼びかけられ30日(日)に総統府周辺を埋めた。

警察発表では参加者11万6千人、主催者側の発表では35万人とも50万人とも伝えられている。

複数の団体や組織が動員した場合、複数組織に登録している人はダブルカウントされ水増し状態になることが多いが、少なくとも10万人を超える人が政権或いは政策を批判する為に行動に出たということ。

未確認情報ではあるが70才を超える多数のお年寄りも、抗議の為に集まったとの情報がある。

戦後日本統治の後の国民党政権は恐怖政治を行い、それを経験したお年寄り世代はなかなか政権批判の言動をし難い空気があるようだが、李登輝元総統の涙の意志表明にも勇気付けられたのかも知れない。

『加油台湾！』