台湾 退回服貿デモに思うこと
前記事、台湾の退回服貿デモで最も強く感じたことは、国体を大きく変えるような動きに対して、自分が、自分たちが台湾の人たちと同じように行動できるだろうかと。
馬政権による支那とのサービス貿易協定は、実現すれば近い将来に台湾の国体を大きく変えてしまう可能性が大きく、立法院を占拠した学生たちはきっとその危機感を感じ取ったのだと思う。
現在の安倍政権では当面は同様の心配はないと思うが、経済界には国境を無くして自由に商売ができることを是とするグローバリストが大勢居るようだ。
最近報道された「年間20万人の移民受け入れを推進すべき」みたいな考え方は、将来の国体や子孫の人生など全く考えず、経済的な優位性が唯一の幸福と考える者たちの希望で、今回の報道は観測気球なのだろう。
そんな法案が可決見通しになったら、台湾の人たちのように国会を占拠して法案を採決させない状態を作り出す以外に、自分たちにできることは無い。
万が一の時のために覚悟を決めておかないと、死ぬまで後悔し続けるのかも知れない。
大陽花学運に声をあげ行動した学生たち、過去の恐怖体験を乗り越えて退回服貿デモに台湾全土から参集したお年寄りに敬服します。
『加油、台湾!』
『加油、退回服貿!』
『加油、大陽花学運!』