教科書検定
教科書検定の結果は毎回年度末の3月中に公表されるが、今回は年度を跨いで4月にずれ込んだ。当初は3月26日の公表を予定していたが、米オバマ大統領のお節介で前日の25日に日米韓首脳会談が設定され、その直後の公表は刺激的だと予想されて遅らせたそうで。っていうか、彼らにとって刺激的な内容だと判ってやってたところが面白い。
我が国の教科書に『竹島は我が国固有の領土』との記述が入ることに、「小学生を洗脳」、「首脳会談の僅か10日後に裏切った」、最低限の信頼も損なう行為」、「帝国主義の侵略を正当化」等と彼の国のメディアが騒いでいます。
案の定、わずか10日後に裏切ったと。裏切る対象の約束がそもそも無いので文脈がちょっと解り難いですが、直後に公表した場合の反応の激しさを確認してみたいものです。
しかし、教科書洗脳の起源は支那だけど先駆者ですね、損なうような信頼がそもそも存在せず、侵略ではなく正当な条約を結んだ併合と突っ込みどころ多数です。そうこうするうちに、今度はワールドカップに共済の記述が無くなったと騒ぎ始めました。
よその国の教科書をまじまじと見てのイチャモンは受け付けません。日本では子供の教育に「よそはよそ、うちはうち」と他者の違いを容認する教育を行うことが多いです。
