B-mountainのブログ

日々、感じたことや考えたことの覚えとして開設しました。

論点がおかしい田原総一郎氏

産経新聞の元加藤支局長の引用記事が、朴大統領の名誉を大きく毀損したとして起訴された問題で、ジャーナリストの田原総一朗氏がコメントを出した。

要点は、

①引用元の記事を書いた地元紙の記者にお咎めが無いのはおかしい。

②今後、国内外のメディア報道に影響を与えるだろう。

③(所謂)従軍慰安婦問題で政府が日本に対して具体的な措置を取らないのは憲法違反と断じたころから、あの国の司法はおかしくなったと思うが今回は正におかしさの表れだ。

以上の3点だが、まず最初に指摘すべきは民主主義国にとって言論弾圧があってはならないってことで、地元紙記者へのお咎めがあっても言論弾圧に変わりは無い。

今後内外のメディアは、国家が言論弾圧を行うことを前提にした対応になるのは頷ける。

司法の所謂従軍慰安婦問題判断がおかしいのも当然だが、そもそも大戦前の親日家の財産を没収する事後法が制定されるような、ポピュリズムの極みの如き法概念がまかり通ることが根本的におかしいってことではないですか。

表現の自由を指摘しないジャーナリストの田原さん、大丈夫ですか?